
こんにちは
遅くなりましたが、掲示板の今月の言葉を更新しました
金子みすゞの有名な詩「わたしと小鳥とすずと」の最後の一節です
私がこの詩を知ったのは小学生の時でした
最後まで読み終わったあと、なんて気持ちの良い詩なのだろうと思ったことをよく覚えています
わたしと小鳥とすず、それぞれ出来ることと出来ないことを比較して並べ、そして出来ないことも含めて「みんないい」と締めくくる
違いを認めたうえで、その全てを肯定する力強い言葉は、幼い私の心を強く打ちました
当時は仏教なんて何も知らない自分でしたが、いま改めて読むと「みんなちがって、みんないい」という精神は、お浄土のすがたを表しているのでは、と感じます
私達人間はどうしても自分と他人を比べがちです
どこが優れているとか劣っているとかを決めつけて、勝手に安心したり嫉妬したりもします
しかし、そういうふうに人同士を比較して得られる輝きは真の光なのでしょうか?
『仏説阿弥陀経』には浄土に咲く花の色を表した「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」という節があります
それぞれの色がそれぞれの色のまま光り輝いている
他と比べて優れているとか劣っているとかではない、ありのままの姿のままが認められる世界
まさに「みんなちがって、みんないい」を体現した世界
それこそが、私たちが目指すべき価値観なのではないでしょうか